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「そのば」の始まり

店主は本店舗開店に至るまでにたくさんの人たちのサポートによる成長を遂げてまいりました。初めは信楽にある「黒田園」での修行期間を経て、京都の飲食店の間借り営業、および出店など、ありとあらゆる形でそば打ちとしての経験を積んでまいりました。自分が耕した蕎麦畑の真横でガスや水道を使わずにそばを振り舞った事もあります。お店を構えなくても、水と火の力さえあれば蕎麦を提供できる、そんなノマド的なコンセプトが自然と身につき、「そのば」で提供するおいしさという意味で屋号が誕生しました。

つくるところから始めた、ひらけた場所

「そのば」は、かつて商店街の一角にあった古い建物を、友人の大工たちと一緒にゼロからつくり直しました。スケルトン状態まで解体し、構造そのものと向き合いながら工事を進めた空間は、いまでは木のテーブルと家具、丁寧に研ぎ出した左官壁、ところどころに添えた緑が心地よくなじむ場所になっています。

横に長く、めずらしい形の店内は、通りに向かって大きくひらいた窓とガラスの引き戸が特徴です。中の様子がそのまま見える、隠しごとのない造り。光も風も人の気配もすっと入ってくるこの場所で、器と蕎麦、そのひとときをのんびり味わっていただけたら嬉しいです。

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